銘板とは平板に銘柄(仕様)を示したもので、英語ではネームタグやネーププレートなどとも呼ばれるものです。

銘板そのものは、さまざまな場所で見かけることができますが、家電製品などの場合には直接プリントしてしまうものが多くあまり見かけることはありませんが、トンネルや橋などの構造物に竣工年や施工業者などが記されたものがありますし、建物にもその由来を示したものなどがあり、また部屋の入口にその部屋の用途を示したようなものなどさまざまな場面で見かけることができます。銘板の役割としては、それらの機能や記録を将来にわたって記すことであり、一般的には金属の平板が使われ、また腐食に強いものが選ばれます。主に小型のものであればアルミやステンレスといったもので、このほかにも真鍮や銅などの金属のほかアクリルなどの樹脂、木材なども使われます。

屋外に設置する場合には特に腐食について注意しなければなりませんが、一般的にはステンレスが用いられます。ステンレスは屋外に設置しても錆に対して強いものですし、金属の価格としては安価なものですから銅などで作るよりも盗難のリスクが小さいものです。銘板を屋外に設置する用途はさまざまですが、よく見かけることができるのが表札で、錆に強いほか汚れに対しても強く拭けばきれいな状態になります。銘板を作る方法はさまざまで大判の場合には専門業者に依頼する必要がありますが、表札程度の小さなものであればホームセンターなどでも作ることが可能です。

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