メガソーラーは、1000キロワット単位の発電が行える大規模な太陽光発電設備のことです。
一般家庭の屋根に設置される設備の発電能力が2から4キロワットほどであることを踏まえると、その規模の大きさがイメージできることでしょう。そんなメガソーラーは設備内で使用するケーブルが非常に多い点には注意が必要です。それゆえに、設備内で使う「結束バンド」の数も非常に多くなります。そのため、その設備をより快適に長く使えるものにするためには、再結束の手間を最小限にできる屋外使用における耐久性の優れた結束バンドを選ぶ必要があります。その際には、単に使われている素材が丈夫なもの、という観点だけで選ぶのはおすすめできません。
具体的にはまず、雨風に対する耐久性が高いものを選ぶのが良いでしょう。特に、屋外環境で使用されるのが基本なメガソーラーは、雨や風に日常的にさらされます。雨による水濡れや、風による乾燥などに対する耐久性をしっかりと備えたものでなければその役割は担えません。必ずこの部分の耐性は事前にチェックしておきましょう。また、日焼けの原因として一般的に知られている紫外線は、動物のような無機物だけでなく結束バンドのような無機物にも悪影響を与えます。耐性のないバンドを使ってしまうと、紫外線により最悪破断してしまいます。さらに、海の近くや豪雪地帯で使用する際には塩害対策が施された結束バンドを使うことが必須です。覚えておきましょう。