分電盤や制御盤のような場所には、無数のケーブルが使われています。
どれも似通った形状なだけに、メンテナンスのときに迷った経験をされた方は多いのではないでしょうか。そのままにしておくと違ったケーブルをつないでしまうといったミスを招くことにもなりかねません。線名札と呼ばれる製品があるので、それを活用して事故やミスが起こらないようにしてください。線名札とは、ケーブルや配線に取り付けて区別しやすくするための名札のことです。ケーブルは同じような色のものが多く区別しづらいのですが、線名札をつけておくことでそれが何であるのかをわかりやすく表示することができます。この製品の良いところは価格が安いことです。
数百円から購入することができますから、たくさん取り付けても金銭的な負担はそれほど感じられないでしょう。企業におけるコストダウンにも貢献してくれますし、個人で使用する際にもお財布に優しいと感じられるはずです。本体はプラスチック樹脂で作られており、金属などは使われていませんから、取り付けることで配線やケーブルを傷めてしまうこともありません。重量も非常に軽く、複数取り付けてぶら下げても負荷はかかりません。利便性と扱いやすさを備えた役に立つ製品と言えます。現場でこの線名札を使うときのコツとしては、配線によって色を変えることです。白色だけでなくさまざまな色が用意されていますから、使う箇所に合わせて変えることで視覚的にも区別がつきやすくなります。