パソコンだけでなくテレビやDVDレコーダーといった情報機器でも、インターネット回線に接続して付加サービスを使えるようになりました。
どの機器でネット接続をするにもlanケーブルは必需品であり、ブロードバンドが普及しだした20年前から基本構造が変わっていないのが特徴です。
ネット回線は当時のISDNから、さらに通信速度が速くなったADSLとなり、現在は高速通信を可能にしている光回線が主流になりました。
光回線はADSLの約15倍の通信速度で、20Gbpsの高速スピードになっています。
年々、通信回線の高速化が進み、既存のlanケーブルではホームネットワーク内で十分な速度を出せなくなってきました。
2010年以降の光回線の普及に伴ってlanケーブルの改良が進み、BASEという通信速度を表すケーブル規格が誕生しました。
このBASEとは世界共通の規格で、BASE5までがADSL回線に対応しているこれまでのケーブルをあらわし、それ以降の数字が光回線向けとなっています。
現在はBASE18までのlanケーブルが販売されていて、これを用いれば最高速度の20Gbpsの通信をおこなうことが可能です。
高速通信を可能にしているケーブルは、内部が光ファイバーになっていて光の乱反射で通信をするので速度が低下しない仕組みです。ストリーミングの映画や、高速処理が必要なオンラインゲームをする時はBASE18のケーブルを使えばストレスフリーで楽しめます。