太陽光発電システム施行用結束バンドがあります。
メガソーラーは、太陽光発電の中でも出力が1000キロワットを超える大規模のシステムのことを言います。近年、遊休地や休耕田などの土地の有効活用を目的として、日本全国でメガソーラーの設置が進められているのです。このメガソーラーに結束バンドが活躍しているのは意外ですが、メガソーラーの設置には２ヘクタール以上の土地に設置することが決められているため数千枚・数万枚の太陽光モジュールを並べて設置することになります。
パワーのみならずパワーコンディショナーやケーブルは、ほとんどのケースで屋外に露出して設置されることになります。風雨や紫外線に常にさらされる状態に置かれることになるのです。ケーブルは、電線管に入れられて保護されるケースと露出したままで使われる場合がありますが、どちらのケースでも固定に使われているのは太陽光発電システム施行用の結束バンドになります。
屋外仕様でできていますから紫外線などの外的要因にも強く耐久性のあるものです。結束バンドによるケーブル露出配線は認められていますが、突然の災害などでシステムが使えなくなる危険性もありますから、メンテナンスが常になされるような状態に置くことが求められます。耐候性に優れ腐食などにも強い素材を用いることが必要とされているのです。太陽光発電システム施行用結束バンドは、風説や災害に強い専用のものを利用することでシステム全体を保護するように配慮されています。